当社は長年建設や農業の現場を中心に「ITコンストラクション」を提供してまいりました。「ITコンストラクション」とは、IT(情報技術)と通信技術の導入により、各種データを 集約、蓄積、処理する仕組みを提供し、様々なシーンにおける業務の合理化・高精度化を実現するための技術です。当社は特にトンネル工事において、様々な通信技術を駆使した自動計測・施工管理等のシステムに多くの実績と高い技術を有しております。また植物工場におけるデータベース構築、実測データの分析・解析、予測シミュレーション等にも長年の技術と経験が生かされております。

代表取締役 林 稔
私自身、以前は建設工事に携わっておりました。さまざまな人々と関わりあいながら「良いモノをつくる」という一つの目標に向かって互いに協力する中で、仲間とともに働く「喜び」と、完成した時の「感動」は何物にも代えがたい生きがいであり、そんな建設工事に魅力を感じておりました。
しかし、一方で建設の現場は、3K(「きつい(Kitsui)」「汚い(Kitanai)」「危険(Kiken)」)と言われ続けており、情報化、IT化という言葉が出始めたものの、全ての現場には適用されず、あくまでも試験や研究としての役割が一般的であったと思われます。これは農業やその他の労務集約的な異業種の現場においても同じことが言えると思います。
様々な産業でITが導入され、労働の効率化・高水準化が進んでいる現在、建設業や農業ではまだまだ足踏み状態が続いています。それには次に挙げるような2つの理由があると思います。
1)生産現場・制御対象が特殊である(建設現場の環境や農業生産物の成長などはコントロールするのに限界がある)
2)現場におけるノウハウが携わる人々の経験によって継承されている
この様な中で当社は、条件の厳しい建設業、農業に対し、ITと現場経験者のノウハウを導入した現場の合理化・高精度化を図るため、高度な通信技術と独自のソフトウエア開発技術を駆使し、以下の3点に着目したシステムを提供してまいりました。
1)「繰り返し業務」は自動化する
2)ばらばらになりがちな「施工における情報」は共有化する
3)フィードバック施工が可能になるように「情報(計測・計算結果)確認のリアルタイム化」を図る
特に建設現場では通信技術とソフトウェア・ハードウェアを組み合わせた製品に、施工経験を持つ 技術者の運用サポートを付加し、現場ごとに条件の異なる各種工事に対応できるようカスタマイズしたトータルソリューションが特徴です。これまでに 1,000現場以上の実績を持ち、様々な建設現場向けのシステムを手がけてまいりました。私達は、建設現場における「ITコンストラクションの新たな市場を創出してきた企業」と自負しております。
このように当社は、建設分野や農業分野のIT化に力を入れてまいりました。しかしこれらの分野に限らず、労働集約的もしくは人的苦渋を強いている産業分野はまだまだあります。今後事業を拡大する上で、建設や農業の分野以外にも視野に入れた「ITと通信による社会貢献できるモノづくり」・「ITと通信による社会貢献できる人づくり」を目指していきたいと考えております。また、国内で培った技術やノウハウを全世界へ向けて発信することも使命と考えております。
これからも「演算ロボリューション」で、お客様のよきパートナーであり、社会に貢献できる“モノ”づくりを続けてまいる所存です。










